FX取引でのリミット=上限・下限は、デイトレードならサポート線とレジスタンス線から判断します。
直近の値動きが抑えられているポイントがあれば、そこが利益確定のポイントです。
しかし基本的にはその少し前、20〜30銭で指値を入れておきます。この指値もここまで必ず待つというのではなく、一跳ね、一伸びで、そこまで来ればラッキー。そこまで行かなくてもプラスで終わればOKというスタンスで望みます。プロ取引のように何度も山と谷を持ち越す必要はありません。
セーフティー注文の考え方も、プロ取引とは異なります。プロ取引では、取引を開始したら、逆に動いた場合のセーフティー注文を入れて様子を見ながらリミット注文を入れるという順番ですが、逆に短時間勝負ですぐにポーンと跳ね返ったら利益確定しなければならないので、まずリミット注文を入れてからセーフティー注文をしたほうがいいのです。
基本的に次の抵抗線が近くにあったり、マルチタイム移動平均線が何本も重なっているときは、そこを抜けたところにセーフティー注文を入れておきます。
抵抗線の強弱がわからない場合は、まずはリミットから20〜30銭のところにセーフティー注文を入れて、練習しながら抵抗線の強弱がわかるようにしておくと良いでしょう。
リミットはそこまで行けばラッキー、セーフティー注文は万が一のために入れておくもので、基本的には1分足の動きを見ながらの成行注文がメインになります。
万が一のために置いてあるのでセーフティー注文は基本的にはかかってはいけないし、かかる前に怪しいと思ったら逃げなければいけません。
そういう意味では、リミットよりもセーフティー注文に意識を置いてトレードしたほうがリスクが小さくなります。
怪しいかどうかを判断するのは「1分足の動き方」です。ローソク足でも、下に落ちるのはジワジワ、上にいくのは一本でポーンと行く、そのような動きが続いているときに、売りポジションを持っているなら、一気に上に行く危険があると感じて逃げておきます。逆も同じですね。
値動きの勢いを見て、その場その場で判断するためローソク足の勢いを感じられるかどうかが、成否の分かれ道になってくるのです。
トレードのとき複数のFX会社のMT4チャートを立ち上げてみるのも手です。1分足のレベルだと、一つの会社は止まっていて、他が動いていることもあります。モニターが1台しかなく、複数のチャートを表示しづらい場合でも、チャートを小さく分割してでも2、3社のチャートを立ち上げて、チェックしておくことをおすすめします。
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