FXは、適当に売買しても勝つことができません。チャートで「テクニカル分析」を行ったり、経済を見て「ファンダメンタルズ分析」をする必要があります。
FXでは、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」と呼ばれる分析方法で、将来の為替相場を予測します。
「テクニカル分析」は、過去の値動きから今後の為替相場を予測する分析方法です。
チャートと呼ばれる為替の動きをグラフ化したものを見て、分析をします。
FX業者などで公開しているチャートシステムでは、分析の補助をするために、「テクニカル指標」と呼ばれるツールが用意されています。
このツールは「トレンド系」と「オシレーター系」のふたつに分けられており、トレンド系は、現在の相場の方向性を分析するために使われ、トレンドが発生している状況で力を発揮します。
代表的なものでは、移動平均線やボリンジャーバンドがあります。
一方オシレーター系は、「買われすぎ」や「売られすぎ」といった相場の過熱感を示すものです。こちらは一定の価格内で動いているボックス相場で使うと有効だと言われています。
代表的なものは、RAIやMAODがあります。
テクニカル分析は、短期の値動きを予測するのに向いているので、短期売買を中心にトレードする人にとっては、いくつかのテクニカル指標を使えるようになっておくと便利です。
また、単体でも分析することができますが、いくつかのテクニカル指標を組み合わせ、信頼性を上げるという使い方もできます。この場合、複数のテクニカル指標で売買サインが出たらエントリーをするため、サイン
の頻度は少なくなります。
ただし、あまりにも多くのテクニカル指標を使うとチャート画面にラインがたくさん引かれ、混乱してしまうので多くても3つ程度に抑えておくと、余計な混乱を招かずにすみます。
テクニカル指標を選ぶ際は、過去チャートを見て、サインどおりに動いているものや、自分のトレード手法に合ったものを選ぶといいでしょう。
改めて代表的なテクニカル指標の使い方を解説したいと思いますので参考になさってください。
なお、もう1つの分析手法である「ファンダメンタルズ分析」については次回のコラムでご紹介したいと思います。
参考になさってください。
実際にFX取引を始めようと思ったら!
>>>今月のFX比較ランキングはこちら