FXには、以下に挙げた4つのリスクがあります。
1.為替変動リスク : FXは為替変動により利益を得られる反面、為替変動によって資金が目減りするリスクをはらんでいます。FXはレバレッジ効果が高いため、わずかな為替の動きでも大きな損失を生む可能性があります。
2.システムリスク : インターネット回線やFX業者のサーバのトラブルなどで取引できなくなるリスクです。ネット環境のトラブルで取引ができなくなると、その間に為替が大きく動いて損失が拡大する可能性があります。
3.金利変動リスク : FXでは取引した2国間の金利水準の差により発生する「スワップポイント」を支払ったり、受け取る仕組みになっています。金利の高い通貨で金利の低い通貨を買った場合は金利差に基づいた差額を支払うことになります。
4.流動性リスク : 流動性が低くなり売買できなくなるリスクです。FXは取引量が多いため流動性リスクは低いですが、マイナー通貨や、買いまたは売りの注文が殺到する相場状況では、思いどおりの価格で取引ができなくなることもあります。
預貯金のような貯蓄性商品ではないので当然ながら元本保証はなく、むしろ相場の影響によって大きな損失を被る可能性もあります。
しかも、少ない手持ち資金で大きな資金を動かすレバレッジ取引なので利益が大きい分、為替変動の予測を見誤ると損失は大きくなります。
このほかにも金利変動によるスワップポイントの金利支払いや流動性リスクもありますが、とくに注意したいのがシステムリスクです。なぜなら注文の集中などでFX業者のサーバがダウンして取引できなくなると、何もできないまま損失が拡大する可能性があるからです。
参考になさってください。
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