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最新FXニュース[ニュース](2013/09/02)
投資家のユーロ離れが進んでいるってホント?
先日の当欄ではFXで円売りドル買いのポジションが拡大している、という話題を取り上げました。QUICKがまとめたFX大手9社の残高推移はこのようになっているようです。



5月・6月ほどではないにせよグラフから見ると70億ドル近い円売りドル買いポジションになっている、ということですね。

さてそのように米ドルへの投資が堅調に推移している中で、逆に「買い人気」が低下しているのが、ユーロ・円の取引のようです。

同じくQUICK社が8月26日に発表したFX大手9社のデータによると、ユーロ・円取引に占める「ユーロ買い」の比率は31.8%と、2007年2月の集計開始以来で最大だったとのことですね。

つまり、ユーロ・円取引の中の7割は「ユーロ売り」ということです。

これを持って日経の記事では、投資家は「ユーロの積極的な売買を手控えている」と指摘していますが、しかしこれだけでは本当に積極的な売買を手控えているかどうかは分かりませんね。というのも「ユーロ売りが大きく盛り上がっている」可能性があるからです。FXは「売り」からも始められますからね。

気になるのはその取引量ですが、同じく日経の記事では、金融先物取引業協会がまとめた7月の売買動向によると、ドル・円の取引が339兆円と前年同月の14.5倍となったのに対して、ユーロ・ドルの取引は14兆円と4割以上減った、ということです。

パっと聞くと確かにユーロ取引が減っているように感じますが、しかし肝心の「ユーロ・円」の取引量には触れられていません。ユーロ・ドルの取引が減っていたとしても、ユーロ・円の取引は増えているかもしれませんね。

そんなわけで金融先物取引業協会の7月のデータをチェックするとこういうことになっています。



つまり・・・ユーロ・円の取引は依然として2位であり、確かに前月と比較すると19.2%減少しているものの、一方、米ドル・円も19.5%減少しているわけで(ちなみに3位の豪ドル・円は25.4%の減少)、このデータを見る限りは決してユーロ離れが進んでいるようには見えません。

ちなみに記事で取り上げられていたユーロ・ドルの取引は前月比ではむしろ28.2%の増加となっています。

なぜこうしたデータから、「ユーロ離れ」などという解釈が出てきたのでしょうね?結論ありきの記事で、データはありあわせだったのでしょうか。

いずれにしても、こうしたマーケットがらみの情報については自分の目で見て確かめるのに限りますね。

ちなみにそのユーロですが、このような動きになっています。



ずいぶんと復調したものですね!

アベノミクスの影響もあるのでしょうけれど、欧州債務危機も取引の材料としてはさすがに賞味期限が過ぎた、ということでしょうか。

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ちなみに今のところユーロ・円取引でのスプレッド最安値はSBI FXTRADEです。参考になさってください。

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