FXの注文方法はおおまかに分けて2種類あります。これらの注文を手法や相場の状況に応じて使い分けることが利益をアップする近道です。まずはどんな注文方法があるか見てみましょう。
FXの注文は「リアルタイム」と「予約」の2種類です。
1.リアルタイム注文:成行注文
・注文ボタンをクリックした瞬間の価格取引が成立する。
・短時間の取引によく用いられる。
・成行注文だけでFXをしようとするとPCの前から離れられないので現実的には予約の注文も必要。
2.予約注文:指値・逆指値注文
・指値も逆指値もどちらも予約注文。
・指定した価格で新規や決済を実行できる。
・指値は主に新規ポジションを持つとき、利益を確定するときに使われる。
・逆指値は主に損切りをするとき使われる。
取引の基本となる注文は成行注文と、予約注文の指値と逆指値です。
成行注文は一番シンプルな注文です。発注する際、価格を指定しなければ成行注文になり、ボタンを押したときに価格でポジションを持つことができます。
ただし決済しないままだとPCの前から離れられません。ポジションを持つときは成行でもかまいませんがその後は予約注文を使いましょう。
予約注文の指値、逆指値を組み合わせたのが、IFD、OCO、IFOです。
あらかじめ指定した価格になったら自動的に発注されるので、チャートを見続けられない場合に便利です。
注文の中でも特に大切なのは逆指値です。逆指値は損切りとも呼びリスク管理の基本です。
損がかさむと取引が続けられなくなるため、常に損切りを入れるようにしましょう。
・IFD注文:IFDは新規と決済をまとめて予約できる注文です。ロングの場合予約した価格になれば買われ、同時にそのポジションを利益確定する決済注文が予約されます。ただしIFDはひとつしか決済注文をいれられません。
・OCO注文:OCOとは利益確定と損切りを同時に予約できる注文です。すでにポジションを持っているときに、現在の価格より高い価格と低い価格を指定します。どちらが実行されれば、もう片方は自動で解除されます。
・IFO注文:IFOとは上記のIFDとOCOを組み合わせた注文で「指定の価格で発注後一方を実行したらもう片方は解除する」の略です。新規から決済注文まですべて自動となりリスク管理ができる便利な注文方法です。
参考にしてみてください。
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