基礎知識:ポジションを持っている時間で取引の呼び名が変わる
・スキャルピング:ポジションを持つ時間が短いため急な値動きに巻き込まれるリスクが少ない反面すばやい操作が求められます。また取引回数が多いためスプレッド負担が大きいです。
・デイトレード:日付が変わる前にポジションを決済する、バランスが良いスタイルといえるでしょう。1時間足や日足で流れを探り、5分足などで新規のタイミングを測ることが多いです。
・スイングトレード:数週間から数ヶ月ポジションを持ちつつけるスタイルです。大きな値幅を獲得できるチャンスがあります。また分析にたっぷり時間を使えるのもメリットといえます。
基礎知識:取引価格の最小単位=pips
・値動きの最小単位を通貨を問わず共通してpipsと表現します。クロス円(円が絡む通貨ペア)では1pipsが1銭になります。ただし最近は価格を0.1pips単位や0.01pips単位で表すFX会社が増えています。
基礎知識:取引のシナリオを立てる重要性
・ある取引の例ですが、FX口座にログインをして、チャートをチェックします。
→米ドル/円が最終的に上がりそうなので、IFDで注文
→現在92円、90円になったらロングして、95円で決済したい
→シナリオ通りに値動きしてくれて、500pipsを利益として受け取る
・取引をする前に値動きのストーリーを想像することが大切です。新規から決済までをイメージすることで、明確な戦略を持って相場にのぞむことができます。ストーリーにあわせて、さまざまなリアルタイム注文、予約注文を使い分けていきましょう。逆にストーリーがイメージできないときは取引をすべきではありません。
基礎知識:眠らないFX市場と1日の相場の流れ
・世界の各市場でバトンを渡しながらFXの相場は1日中ずっと動き続けます。例えばオセアニア→東京→ロンドン→NY市場といった感じですが具体的にはこのようになります。
→AM5時〜7時 : オセアニア市場が開きますが値動きは少なめ。
→AM9時〜10時 : 東京市場オープン。値動きあり。
→PM3時〜4時 : ロンドン市場が始まり、本格的に外国勢が参加。
→PM9時〜10時 : NY市場がオープンし一番値動きする時間帯。
→AM2時〜4時 : NY市場のピークが過ぎ、次第に相場が落ち着きます。
・FX市場はどこかにあるわけではありません。世界中の銀行や証券会社がリレーのバトンを渡すようにつながりながら、平日なら24時間市場が動き続けます。大きな市場が開くときは激しい値動きから始まることもあるので注意しましょう。
参考にしてみてください。
>>>今月のFX比較口コミランキングはこちら