トレンドを判断する方法はいたってシンプルです。チャート上で高値と安値に注目するという作業を行うだけなのです。その作業において高値と安値が順々に上がっていれば上昇トレンドといえますし、その逆に高値と安値が下がっていけば下降トレンドと定義できます。
そして上昇している場合はその安値を結ぶとトレンドラインとなります(下降の場合は高値を結ぶ)。このトレンドラインを結ぶことで取引のタイミングがつかめるようになります。
ちなみに上記の定義が崩れた瞬間にトレンドが否定されることとなります。そうした場合は新たなトレンドが生まれるまでは取引は控えます。
では実際にどのタイミングで取引を始めればよいのか。その答えとして押し目買い、戻り売りというテクニックを紹介しましょう。
押し目買い戻り売りを理解するには、トレンドの形というものに意識を向けるといいでしょう。
トレンドというのは一方方向しか向かっていないようでも細分化して見れば上がったり下がったりを繰り返しているのです。
となればロングの場合はより下がったときに、ショートの場合はよりあがったときに取引を開始すると一段と値幅を稼げることになります。
これが押し目買い、戻り売りという考え方になります。上昇トレンドでは押し目を、下降トレンドでは戻りを狙うことで利益の最大化を図るのです。
トレンドラインを引くことにより、トレンドの押し目や戻りが分かります。では、それがどこまで伸びているか、ということを知るためには、チャネルラインというものを用います。
チャネルラインというのはトレンドラインを平行にコピーするだけで作られます。
すると両ラインの中で値動きが推移していることが視覚的に見て取れるようになるはずです。これを取引に活かすのです。
具体的にはトレンドライン付近から取引を始め、チャネルライン付近で決済するといった流れを取ります。トレンドが続きやすいというFXでこそ成り立つ基本の戦略の一つです。
参考にしてみてください。
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