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値動きを視覚化するとても便利な補助線。下の図は1つのチャート上に多数の水平ラインを書き入れた例です。
丸印をつけたところが抵抗となりそれらが水平ラインに綺麗に位置していることが分かります。
そしてまたトレンドが抵抗から抵抗へ向かう様を見て取れます。
このように水平ラインは実に効果のあるものなのです。
なおラインを引くときは、ローソク足ぴったりに引く必要はなく少しくらいアバウトな柔軟性を持たせたほうが良いと言えます。
ラインに重なっていてもはみ出していても、届いていなくてもそういった小さい視点は捨てもっと大局的にチャート全体を見渡したほうがいいのです。
水平ラインという言葉で表現していますが、実際は細い線というよりもさらに太い帯であると考えると分かりやすくなるのではないでしょうか。
実績のある抵抗は信頼度が高くなります。そうした場合「下値抵抗で買い、上値抵抗で売り」、そして「上値抵抗で売り、下値抵抗で買い」が基本となります。
抵抗を根拠とした取引の場合、決済の目標となるのは何度も上値の抵抗となっているラインです。
逆に上値でとまった実績のあるラインから出発していく流れをフォローした場合、決済の目標となるのは下値抵抗ラインです。
これらの例のように抵抗の働きを何度か確認してから取引すると、その確度が上がると言えます。
抵抗は1度より2度、2度より3度と機能した回数が増えるほど信頼度が上がるものなのです。
参考にしてみてください。
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