相場が動かない土日にじっくりチャートを分析してみましょう。テクニカルの答えは過去にあります。
FXの取引ができるのは平日だけですが分析や検証、勉強は何も平日に限ることはありません。
むしろ相場が動いていない週末の方がじっくりチャートに向き合えます。
まず人にもよりますが時間はたっぷりあります。またリアルタイムの値動きが気になりません。平日の場合、そのときは相場は動いているため、どうしても値動きに目が行きがちですし、あるいは取引したくなってしまうかもしれません。
週末にチャートをじっくり分析するのなら、漫然と値動きを追うのではなく、あるパターンに的を絞って過去へとチャートをさかのぼっていくのが良いでしょう。
その際は「ダブルトップ、ボトム」や「ヒゲ」「フラッグペナント」などのチャートパターンなどをターゲットにします。
これら特定の形はどういう条件で出現しやすく、また出現したあとの値動きがどうなったかのかをチェックしていくのです。
分析は、いろいろな通貨ペアや時間足を対象にすると良いでしょう。条件が変われば、役割も変わるケースが考えられるからです。
また常に取引をイメージした分析が重要です。ある形が出た後、「こういう取引をしたらこういく結果になった」ことを記録していくことで、実際の取引に分析を活用しやすくなるはずです。
<週末に分析するメリット>
・十分な時間がある:仕事や生活スタイルによりますが、週末休みの方なら、平日よりも多くの時間をチャートの分析に割くことができるでしょう。
・値動きに惑わされない:リアルタイムの値動きがあればどうしても気になってしまいます。土日なら相場はお休みなので過去の分析に集中できます。
<週末分析のコツ>
・特定のパターンのみを追う:なんとなくチャートを眺めているのではなく、「ダブルトップが出たらそのあとどうなるのか」のようにあるパターンにしぼって過去のチャートをさかのぼってみてください。
・通貨ペア、時間足の違いに着目:通貨ペアや時間足が違えば、同じパターンでも役割や結果が変化する可能性は十分にあります。いろいろな条件下での分析を行ってみましょう。
・仮想の取引結果を記録する:このとき取引していたらどうなっていたか、と言う視点で仮想の取引結果を記録していきましょう。チャートの形や日付、時間なども記録していくと分析の精度はさらに上がります。
参考にしてみてください。
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