基本のテクニカルで分析を始めましょう。
チャート分析をするうえで、多くのトレーダーが様々なテクニカル指標というものを用います。そんなテクニカル指標の中でもっとも多くの人に使われているのが移動平均線というもの。
これは一定期間におけるローソク足の終値の平均を結んだ線です。重宝される理由は、シンプルでありながらも効用が明確だからです。
移動平均線は、要はその期間中に取引された価格の平均値。相場心理の平均線ともいえるものです。
そしてその効用とは、トレンドの方向性や勢いが一目でわかるといったことや、取引のタイミングも見抜けるといったことまでさまざまです。
なお、10本移動平均線であれば、ローソク足10本分の期間の平均値となります。この設定期間が短いほど最近の値動きに近いものになり、長いほど長期的な動きを示すものとなります。
移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を結んだ(グラフ化した)線で、トレンドの方向性を把握できます。過去10本分を結んだ線を「10本線」と呼びます。
上下動する価格に対して所定の計算を行い、それから算出された平均値を結んだ線が移動平均線。方向や傾きから一目でトレンドが見抜けるという優れたテクニカルです。
1.移動平均線の傾きからトレンドを判断できる。
2.移動平均線とローソク足の位置関係から、その場の勢いが分かる。
3.複数の移動平均線を描画することで、取引のタイミングが察知できる。
どんなトレンドかが一目で分かります。
移動平均線はまずその傾きから、トレンドを判断することができます。右上がりならば上昇トレンド、右下がりなら下降トレンド、横向きならばトレンドなしです。
またその角度も重要な意味を持っています。角度が急ならば相場に勢いが強く、なだらかならば勢いが弱い証拠となります。
加えて、移動平均線とローソク足との位置関係も重要です。
通常はつかず離れずの距離感をたもつものですが、これらが離れているようならば勢いが強いと判断できるのです。
参考にしてみてください。
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