需要と供給のバランスにより、価格が変動するのが市場の基本ルールですがFXにおいての値動きも全く同じです。買いたい人と売りたい人のバランスで上がるか下がるか決まります。
FXの価格は人気で決まります。為替相場の値動きを理解するためにはまずはスーパーでの買い物を思い浮かべてください。
例えば、オニギリが欲しいと思っている人(需要)が多く、オニギリの数が少ないとします。
需要が供給を上回るといつもより高いお金をだしてでもオニギリを手に入れたい人が現れ、品薄状態のオニギリは値上がりしていきます。逆にオニギリが多くありオニギリが欲しいと思っている人が少ないとオニギリの価値が下がります。
価格変動の大原則は「需要」と「供給」ということです。
FXの価格はロング派とショート派の数の違いで動きます。
・ロング派>ショート派 → ロングしたい人がショートよりも多いので価格が上がる
・ロング派<ショート派 →ショートしたい人がロングよりも多いので価格が下がる
供給が需要を上回ると買ってもらうための値下げが始まり、品がだぶついているオニギリは値下がりしていきます。
このように需要と供給のバランスで物品の価格が変動するのが全ての市場の大原則です。
FX相場では、「価格が上がると思っている人」と「価格が下がると思っている人」の2派がいて、綱引きのようにバランスを変えながら、人数が多いほうに値動きしていきます。
ロング派の数が多ければ価格は上がり、ショート派の数が多ければ価格は下がるのです。
但し、価格が動かないパターンもあります。いつもロング派とショート派のどちらかの勢いがどちらか一方を上回り一方向に値動きしているわけではありません。
上昇とも下降ともいえない展開になることもあります。流れがどっちつかずになる条件はふたつあります。一つ目は、ロング派とショート派の数が拮抗している場合です。両者の戦いが引き分けの場合、明確な流れは生まれません。
もうひとつはロング派もショート派も存在しないときです。需要も供給もなければ両者の戦い自体が成立しないので、相場は上がりも下がりもしません。
値動きしないときは、ロング派とショート派どちらも優勢ではないときです。
参考にしてみてください。
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