レートは当初の水準からなるべく変えないことです。再び、思惑通りの展開になることを期待して今のポジションを決済せずに生かしておこうという損切りレートを変えてしまうと、徐々に損失が増えていきそのうちどうすることもできなくなり、最後に強制決済になってしまいます。
損失額は最初に決めた最大損失額と同じであるように心がけることです。そうでなければリスク管理をしているとは言えないのです。もし損切りとなった場合はまた気を取り直し次の取引をすればいいのです。
但し、ポジション量を上乗せした場合は上乗せしたレートをベースにポジションの損切りレートを考えてください。
この場合は最終的に利食いすると思われますので損失額とは関係ありません。例えば、1ドル=90円をベースに損失レートを考えますが、上乗せした場合1ドル=91円をベースに損失レートを変更するということです。つまり、利食いとなります。通常の損切り同様機械的に実行するといいでしょう。
もし攻めていった結果上乗せに失敗しても平均コストまでにはポジション決済する余裕はあるはずです。
損切りは、負けを認めると言うことですから、抵抗があるかもしれません。しかしFXでは毎回勝つことはありません。トータルで収益が出ればいいのです。為替相場は売り買い一対で相場が成立しますからレートが上がるか下がる確率は五分五分であり予測が当たる確率も五分五分です。しかし5回勝つチャンスがあっても大体1、2回はうまくいかないものです。
例えば10回取引すると、上がると思ってたものの相場が下がり速やかに損して5敗。
上がると思って買った後に思惑通りに相場があがったものの、すぐに相場が戻り結局買ったポイントより下がって損切りして実行1敗。
思惑通りあがったものの利食いのポイントまで届かず結局下がって買ったポイント以上に引き上げていた損切りポイントで切り、買ったポイント以上に引き上げて1勝、と言うところでしょう。
しかし残りの3回でこの6敗を上回る収益を上げれば勝つのです。
ただ個人投資家の場合現実は7勝3敗でトータルで負けている投資家が多いのではないでしょうか。
さて、どうやって勝っていくか、それは順張りで攻めていくのが基本です。ポジションを持つときの基本戦略は順張りです。順張りとはいわゆるトレンドに乗って収益をあげていく考えです。
一本調子のトレンドこそ収益を上げやすい相場です。
参考にしてみてください。
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