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>>> 初心者のためのFX「FXは休むも相場」

FX初心者の方へ、FXの基礎知識をご案内するコンテンツです。

初心者のためのFX
「FXは休むも相場」
ディーラー用語で「休むも相場」というものがあります。

為替相場はつねに変動し、上げ下げを繰り返しています。変動相場制が続く限り収益機会のない相場は存在しません。その中で顧客と為替取引を行うカスタムディーラー、その注文をつなぐインターバンクディーラーは相場が開いても休むことを許されません。年金資金などを運用しているファンドマネージャーもポートフォリオというポジションがある限り同様です。

一方プロップディーラー(銀行から一定の為替取引のポジション枠を与えられ、ストップロス金額でリスク管理されながら、設定された収益目標を自己裁量ディーリングで達成させるディーラー)や個人投資家は自信がなければ必ずしも取引しなくていいという最大のアドバンテージがあります。これを使わない手はありません。

「予測が間違ったら損切りする。損切りはFXで勝つための手数料」とわかっていても、負けが込み、連敗が続いてコストが積み重なってくると、どうしてもポジションを増やし、一攫千金を狙って勝負したくなります。

これはもっともやっていけないことであり、王道は逆です。相場で乗りきれていないときはいったん取引を休んで傍観者になるかポジションを落とし、回数を減らすことです。

あまり動かないと予想される相場や体調が優れないときなど、無理に取引する必要はありません。うまく相場に乗れないときはポジションを減らし相場から離れるという判断も時には必要です。焦らず次に備えましょう。

ただし傍観者になるということは、言い換えればせっかくの売買チャートポイントを見送り絶好の収益機会を逃すことにつながる可能性もあります。取引のカンもにぶってきます。相場から完全に離せることを長期間続けることはオススメしません。

参考にしてみてください。

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