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>>> 初心者のためのFX「最小スプレッドの盲点」

FX初心者の方へ、FXの基礎知識をご案内するコンテンツです。

初心者のためのFX
「最小スプレッドの盲点」
約定率は最小スプレッドが24時間表示されている場合の数字です。実際の相場では24時間スプレッドが同じとは限りません。そこでスプレッドの提示率が重要です。

たとえばドル/円の最小スプレッドが1pipsからとなっていた場合、1日24時間の中で、どのくらいの1pipsが提示されているかを確認する必要があるということです。

もし最初の12時間1pips表示で、残りの12時間は2pips表示あれば、実質のスプレッドは1.5pipsとなります。

注意しなければならないのはスプレッド提示率や約定率の実質表示の出所や定義です。測定がデモ取引を対象にしたものでは意味がありません。実際のライブトレードが対象で測定期間も最低1ヶ月以上必要です。1ヶ月あればすべての基本的な経済指標も含まれ、その発表前後の相場もすべて網羅されたうえでの実績となりますので、信憑性が高くなります。

また一般的に約定率を測定する場合は、成行注文で測定します。指値取引を対象にしては意味がありません。もっとも使用頻度の高い成行注文は相場が急変したときや、まとめて決済したいときなどにとても有効です。成行注文での約定率が低いということは、不利な約定での取引となり結局高いコストになります。

提示率や約定率はFX会社のHPなどで表示されています。表示がないFX会社は論外です。また、表示されていても定義や測定期間が明示されていなければ確認する必要があります。みかけのスプレッドよりも実際のスプレッドがとても重要で、だまされてはいけません。

表示上のスプレッドが狭くても別途取引手数料がかかる場合もあります。その場合、スプレッド一覧の欄外に手数料率が明示されています。会社によっては取引手数料だけではなく、自動ロスカット時にコストがかかりますと明示している場合もありますのでよく確認してください。

参考にしてみてください。

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