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>>> 初心者のためのFX「ユーロはドルに次ぐ2番目の通貨」

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初心者のためのFX
「ユーロはドルに次ぐ2番目の通貨」
ユーロについては、ユーロ圏の最大の経済規模を持つドイツの比重が高くなります。したがってECBの金融政策の方向性を探るのはユーロ圏全体の経済指標だけでなく、ドイツの経済指標も押さえておく必要があります。逆に言えばドイツの経済指標を押さえることでユーロ圏の方向を探るヒントにするわけです。

ECBにはもう一つの役割があります。金融システムの安定です。金融市場の機能が働かなくなるようなら、市場に十分な資金供給したり、債券を購入することもあるのです。

ユーロは準備通貨としてドルに次ぐシェアをもっていることです。世界各国の外貨準備の運用担当者はどの通貨で、どの資産で運用すべきかを考えてます。

その際にどのような基準で運用資産、通貨を選ぶのでしょうか。3つの基準があります。安全性、流動性、収益性、です。

3つのどの程度重視するかは国の方針によります。どの国も安全性、流動性は重視しますが、日本は収益性をあまり重視しないのに対してシンガポールは比較的重視します。

中国も日本より収益性を考慮した運用をします。

こうした点から外貨準備に組み入れられる資産の中で最も多いのは米国債です。米国債は収益性が低いものの安全性、流動性では右に出るものはありません。

ただ大手の格付け機関では、以前ほど米国債が優位にレーティングしません。新興国は米国債の保有比率を下げてきています。

それは通貨の保有比率にも反映されています。ドルの保有比率は着実に低下しているのです。

反対に増えてきたのがユーロの国債をはじめとする資産です。ユーロは発足から増加傾向を辿っています。

参考にしてみてください。

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