なんとなく上がると思ったから、なんとなく下がると思ったから、こういう自分の感覚でFXトレードをしていると、一時的に勝てることはあっても、長期的には勝てません。その取引レートには根拠がないからです。
FXの基本は、売買の根拠、ルールが明確になってからはじめて取引をします。基本的にどこで利益確定して、どこで損切りするのかを決めておく必要があります。それが「根拠あるFXトレード」ということになります。例えば75SMAで跳ね返っているから買う。その根拠が崩れたとき、つまり75SMAで跳ね返らずに抜けたら損切りする、などです。
>>>75SMAでFX取引してみよう
上がったら買ってみよう、下がったら売ってみようでは、取引に明確な基準がないので、含み損を抱えたときに、どこで損切りしていいのかもわかりません。その結果「戻るかもしれない」という漠然とした根拠のない希望を抱いてポジションを持ち続けて損失を拡大させることになりがちです。損切りを潔くするためにFXトレードのルール作りと共に、シナリオを描いておくことが重要です。
しかしながら、シナリオを描くというのは将来の値動きを当てることではありません。将来の為替レートの値動きを確実に当てるなんて誰にもできません。そうではなく自分なりの根拠を持って、損切りできるのならそのシナリオは成功なのです。
勝つための手法はたくさんありますが、負ける理由を突き詰めていくと「損切りできない」ことに集約されます。損失さえ限定できていれば100万円から始めた人が100万円の含み損を抱えるなんてことはまずありません。損切りをしっかりすることが長期的に安定してトータルで勝つための唯一の手段です。
「損切り=負け」ではなく、「損切りできない=負け」なのです。
参考にしてみてください。
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