FX取引で、為替相場は、通貨やタイミングによって大きな値動きをすることがあります。10分、15分で1円くらい軽く動くこともあります。
どちらかに急激に動いたということは、どちらかに急激に戻す可能性も高くなっています。「レンジブレイク」などテクニカル的な理由があればいいのですが、何もないのに急激に動くときは、たいていファンダメンタルズ要因です。ということはテクニカルが通用しないので判断がつけにくくなり、どちらに動くのかチャートだけでは分からず、投資としてはリスクが高くなっているのです。
こうした場合には、急激な動きが収まってから、テクニカルで動き出すようになるまで取引を待てばいいのです。乗り遅れた方向へ無理して乗ろうとはせず、移動平均線が重なるところでV字戻りを狙うほうが圧倒的に有利です。跳ね返りそうなポイントであらかじめ待ち構えてジャストなタイミングで取引したほうが有利なのは当然です。
それに値動きが落ち着いてわかりやすいトレンドが発生すれば、最初の波に乗り遅れても次の波で十分間に合います。乱高下しているときに取引をしてポジションを持つより安全です。
少ない利益をこつこつ積み上げていくのが目的なのに、こうした相場の動きに目を奪われて、変な欲がでると失敗します。小さい利益をより低いリスクで高確率で取っていくのが、確実に勝つためには重要なのです。
為替相場は常に動いていますから、利益確定した後にチャートを見たら更に上がったり、下がったりしていて、大きな利益を逃した、なんて思っていたら取引ができなくなります。
少しの利益が出たら利益確定し、その少ない利益を喜ぶ。その後いくらレートが伸びても、相場がどう動いても気にしないこと。
それを心から受け入れないと欲が出てきて、利益確定すべきポイントを逃してマイナスに転じてしまうなど、取引全体がおかしくなります。その結果悪循環に陥る人も多いのです。
もっと儲けられたのに・・・とは絶対に考えない。これがFXで勝つためのポイントです。
>>>今月のFX比較口コミランキングはこちら