FX取引で勝つために必要なテクニカル分析などの知識は勉強すれば誰でも身につけることができます。でもFXで勝てる人と負ける人の違いはどこにあるのでしょうか。主な「負ける」傾向のある性格を列挙してみたいと思います。
1.「でも・・・」という人
FX取引に限った話ではありませんが、何事も上達する人は素直な性格の持ち主です。何かにつけて受け入れようとしない人は何をやっても上達しません。こういうタイプの人は何をやっても上達しないか、ある程度できるようになるまでに時間がかかります。
2.「絶対に勝てる方法」があると思っている人
正しい考え方で望んでもFX取引は相場ものなので負けるときがあります。テクニカル分析の勝率のイメージは「6勝4敗」です。それでOKなのです。トレードに正解を求めてもなかなか勝てません。テクニカル分析とは「絶対」「正解」はなく、あくまで確率論なのです。
3.勝っている人に対して否定的な人
自分がうまく取引できなくても、それを自覚して努力すれば、上達していく可能性があります。しかし実際に勝っている人を否定してしまったら、いつまでたっても、その人たちのようにできるようにはなりません。自分とは真逆の発想でも素直に聞き入れられるか、取り入れられるか。FX取引だけでなく人生においても重要です。
4.目的が明確でない人
FX取引を長く続けているのに勝てない人は目的が何かわからなくなっている人が大勢います。楽しみのために取引している、お金は増えなくてもいいから取引自体が楽しいなど、何でもいいのです。自分が常に何を目的に取引しているか確認しながら、取引しやすいポイントまで待つことが重要です。
5.決めたことを守れない人
自分で決めた取引ルールがあるのに相場が逆にいくとセーフティーオーダーをずらしてしまう。「今回だけは」と思っていてもルールを破る人は次回もルールを破ることになり、結局トータルで負けてしまうものです。
6.現実逃避する人
含み損が増えてパソコンから遠のく、損切りができずにロスカットで全てを失う、これらは典型的な現実逃避パターンです。現実を直視するという習慣をつけるために、日常生活の中でも自分の現実逃避の癖を見つけて、それを改善していくことが有効です。そうすればFX取引でも現実逃避の癖が抜けやすくなります。
7.勝ち逃げできず、必ず負けてやめる人
勝ち逃げできるかどうかも大きな差です。勝っている人はだいたい勝ち逃げが得意、負けている人はそれができないという傾向があります。勝ち逃げできないというのは、言い換えると負けるまでトレードをやめないということでもあります。何銭勝ったら終わりにするというルール作りも有効かもしれません。
8.チャンスを常に逃がしたくないと思う人
チャートはいつでも動いています。そこで24時間チャンスを逃したくないと思い、むやみやたらに注文をいれ、自分にとって有利なポイントまで待てず変な取引をしてしまい、負けてしまう人がいます。レジスタンス線やサポート線、移動平均線など、勝てる可能性の高いポイントまで待つことが重要です。
9.柔軟性がない人
絶対こうなると思ってしまう人は、思惑と別の方向に進んだときに、自分の考えを切り替えられず、損失が膨らみ、セーフティーオーダーもできないことになってしまうことが多いものです。仮説を立てるけれど、決め付けることはよくありません。予測の時点では「こうなったら買い」「こうなったら売り」という両方のパターンを用意しておくのが正しいのです。
10.損したくないという思いが強すぎる人
FX取引で長期的に勝つには6割の勝ちをとり、4割負けることを受け入れることです。損したくないという思いが強すぎると、トータルで勝つために必要な4割の負けさえ受け入れられなくなってしまいます。その結果1回の勝ち負けにこだわりすぎることになります。負けたくないという気持ちが強すぎるとチャンスなのに取引ができなくなることもあるかもしれません。ある程度の損失は許容する姿勢が大切です。
参考にしてみてください。
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