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>>> FXのツボ34「FX為替市場でも起こる、セル・ザ・ファクト」

FX初心者の方へ、FXのツボをご案内するコンテンツです。

FXのツボ34
「FX為替市場でも起こる、セル・ザ・ファクト」

前回のコラムでは「セル・ザ・ファクト」=噂で買って事実で売る、という考え方をご紹介しました。

>>>セル・ザ・ファクト=噂で買って事実で売る

「セル・ザ・ファクト」は政策金利の発表で起こりやすいのですが、それ以外のイベントでもよく起こります。

2013年1月の雇用統計発表もそうでした。雇用統計の結果自体は予想を上回る強い数字だったのですが、発表直後に米ドル/円は70銭ほど急落します。「今回の雇用統計はいい結果が出るだろう」と事前に「期待」で買われていたためです。

雇用統計には先行指標があります。雇用統計発表の2日前に発表される「ADP全米雇用報告」です。給与計算などを代行する民間企業であるADP社が自社のデータを使い、次回の雇用統計を予想するもので、1月3日に発表された12月のADP全米雇用報告は「21万5,000人の増加」と翌々日の雇用統計の好結果を示唆するものでした。

ADP全米雇用報告の結果がよかったため、本番の雇用統計でも「強い数字が出るだろう」と期待されれて米ドル/円が買われたのですが、実際に発表されたのは「15万5,000人増」。アナリストによる事前予想の「15万3,000人増」よりはよかったのですが、ADP全米雇用報告が示すほどのいい結果ではなかったため「セル・ザ・ファクト」となったのです。

こうした「セル・ザ・ファクト」による急落はその後すぐに戻すことも多く、格好の押し目買いの機会を与えてくれます。このときも円安相場真っ只中の急落でしたから買い物を探す投資家に絶好機となりました。

事実の期待が高いほど「セル・ザ・ファクト」の動きも強くなります。

その典型となったのが、2012年8月2日のECB理事会でした。ギリシャ危機ががスペイン、イタリアへと波及し、ユーロ崩壊が懸念される中でのECBでした。ドラギECB総裁はあらゆる手を尽くすと非常に強い言葉を述べたためユーロへの期待感が俄然高まります。

期待がみなぎる中で迎えたECBでしたが、たいした政策は発表されず期待が大きく裏切られ「セル・ザ・ファクト」となりました。 ちなみにドラギ総裁はその後9月のECBで新たな国債を買い取るプログラムを発表し市場の期待以上のバズーカ砲を打ち出し約束を実行しています。

参考にしてみてください。

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