FXで利益をあげるために重要なのは「どこで入り、どこで出るか」にあります。
ファンダメンタルズ分析で市場の大きな方向性やテーマを測り、それでけでできるトレードもあります。しかし、よりトレードの精度を高め利益をあげていくためには、やはり「どこで入り、どこで出るか」を具体的に示してくれるチャート分析は欠かせません。ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析が合致したとき、もっとも効率のいいトレードが可能となります。
チャートを分析するためのテクニカルにはいろいろな種類があり、人により考え方もさまざまです。種類がありすぎて迷ってしまう人も多いようなのですが、「どれが正解」ということではなく、一般的なものであれば「どれも正解」なのだと思います。いろいろな選択肢の中から自分の感覚にあうもの、自分が使い易いものを使えばいいでしょう。ただ、そこでも大切なことが2つあります。
ひとつは自分が選んだテクニカル分析のメリットとデメリットを知っておくことです。どんなテクニカル分析も万能なわけではありません。見やすいけれど精度がいまひとつであったり、高精度ではあるけれど反応が遅かったりとどれも一長一短があります。
自分が使っているテクニカルにどんな特徴があるのか、過去のチャートで振り返ってみて性質を把握しておくことが、どんなテクニカル分析を使うときにも欠かせない作業です。
もうひとつは「慣れ」です。ひとつのテクニカル分析を使い続けているとクセが見えてきます。押し目になったときの形やトレンドが転換するときの予兆など、自分なりのパターンが見方で捕らえるようになってくるのです。誰かが使って儲かっているテクニカルツールだからといって、それを使えば誰もがすぐに儲かるということはありません。誰もが使っているツールであってもそれをどれだけ自分のものにできるかが大事ということです。
初心者の方にひとつの目のテクニカルとして勧めたいのが一目均衡表です。
一目均衡表は海外投資家も注目する日本発のテクニカル分析です。特徴としては、多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」に注目しているのに対して、一目均衡表は横軸である「時間」も重視し、価格とともに「いつ相場が変化するのか」というタイミングを示唆してくれる点です。
特に米ドル/円などの円の絡んだ通貨ペアでは一目均衡表の示すポイントが相場の節目となることが多く、円がらみの通貨ペアの中長期的な方向を考えるときには、注目すべきでしょう。
参考にしてみてください。
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